サクラの名所復活を目指して(3)
樹勢回復処置後のエドヒガン系シダレザクラ
富士市広見公園のサクラの名所復活を目指して、富士市みどりの課とともに平成26年秋にサクラ52本の調査を行いました。
その結果に基づいて、平成27年3月に、幹周り半径3m範囲に①土壌耕耘・整地 ②土壌PH調整のための苦土石灰投与 ②化成肥料の施用 ③溶リンの施用 を行っていました。
この写真は、その内の1本の平成27年6月4日現在の様子です。
葉の量が多くなり、
葉の色も濃くなりました。
樹勢回復処置後のエドヒガン
この写真のサクラも上の写真のサクラと同じ樹勢回復処置を施していました。
かなり樹勢が衰退していたのですが、
枝の量が多くなり、
葉の量も多くなりました。明らかに
樹勢回復状態にあります。
今後は、富士市みどりの課とともに、サクラをよく観察しながら
季節ごとの最適な処置を行い、富士市広見公園が
サクラの名所として復活することに少しでも貢献したいと思っています。
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