2015年02月16日
富士市オープンガーデン研修会
平成27年2月15日、富士市オープンガーデン主催の研修会に講師として参加しました。テーマは、「樹木医さんと寒い時期に木を知ろう~富士川地域で庭木の剪定実践と自然木の見方~」でした。
会員の庭園をお借りして、庭木の剪定の仕方、特に切除すべき枝、枝の切除位置、高さと横幅のバランス、切除痕への殺菌癒合促進剤の塗布等枝が風にゆらぐ自然樹形剪定について実践を交えて話しました。また、はたご池公園に移動し、サクラ等の自然樹形木の観察を通して、樹勢の良否の見分け方等を解説しました。 この時期は、落葉樹に葉や花がなく、木の状態がはっきり分かるので剪定や観察には最適です。
はたご池公園から見える富士山は絶景であり、4月上旬ともなれば、湧水池に舞い落ちるサクラ吹雪の風情は、この地の伝説と相俟って、もののあわれを感じずにはおられません。これを大和心と申すべきでしょう。良い場所で研修に参加できたことを深く感謝いたします。
会員の庭園をお借りして、庭木の剪定の仕方、特に切除すべき枝、枝の切除位置、高さと横幅のバランス、切除痕への殺菌癒合促進剤の塗布等枝が風にゆらぐ自然樹形剪定について実践を交えて話しました。また、はたご池公園に移動し、サクラ等の自然樹形木の観察を通して、樹勢の良否の見分け方等を解説しました。 この時期は、落葉樹に葉や花がなく、木の状態がはっきり分かるので剪定や観察には最適です。
はたご池公園から見える富士山は絶景であり、4月上旬ともなれば、湧水池に舞い落ちるサクラ吹雪の風情は、この地の伝説と相俟って、もののあわれを感じずにはおられません。これを大和心と申すべきでしょう。良い場所で研修に参加できたことを深く感謝いたします。
2015年02月14日
NPO法人鎮守の森を育てる会のご紹介
NPO法人鎮守の森を育てる会の概要
■ 名称 NPO法人 鎮守の森を育てる会
■ 所在 静岡県富士市木島325-10
■ 理事長 齋藤忠治
■ 役員 理事8名、監事2名
■ 評議員 12名(うち顧問1名)
■ 会員数(H26年度) 正会員65名(議決権数53個)、賛助会員55名
■ 法人設立 平成17年9月
■ 目的 富士市及び近隣地区において、放置荒廃の進む真っ暗な森の整備、幼い頃遊んだ小川や遊歩道の整備、植樹などで里山の自然を保全することにより、自然教育の場、快適な環境づくり、心豊かな住みよい社会づくり、魅力ある町づくりに寄与することを目的とする。
■ 事業 特定非営利活動に係る事業
①里山整備事業
②環境教育啓発事業
③情報提供及び広報誌発行事業
④調査・研究・関係団体との交流事業
⑤その他目的を達成するために必要な事業
■ 活動地域 明見神社周辺里山(富士市岩淵)
■ 私たちの思い
白馬の杜を育てる宣言
私達が幼い頃遊んだ“明見さん”の周辺には、思い出がいっぱい詰まっています。春になれば、淡い新緑の山々に、桜並木が見事に咲き誇り、田には、レンゲの花があふれ、チョウや蜂がたくさん舞っていました。吉津川のせせらぎには、小魚や蟹を追う子供の姿がありました。
明見神社のお祭りも大変にぎやかなものでした。たくさんの出店が並び、笛や太鼓が鳴り響き、馬場では草競馬が行われたと聞いています。
私達は、記憶の中にしまっておいた頃の“心ときめく思い”が消えてしまわないうちに、明見神社とその周辺を自分達の手で里山として蘇らせようと、ここに集いました。
里山としての森づくりは、とても息の長い取り組みになると思います。百年はかかる事業と思われます。
私達の始める事業が、子々孫々まで継続されていくよう、若いお父さん、お母さんや子供達までが、無理なく楽しく参加できる事業にして行きたいと思います。
人間が森に寄り添って生きていくことの大切さを、ここに自覚し、私達の出発の原点とするものです。
平成13年12月4日 明見神社鎮守の森を育てる会
■ 名称 NPO法人 鎮守の森を育てる会
■ 所在 静岡県富士市木島325-10
■ 理事長 齋藤忠治
■ 役員 理事8名、監事2名
■ 評議員 12名(うち顧問1名)
■ 会員数(H26年度) 正会員65名(議決権数53個)、賛助会員55名
■ 法人設立 平成17年9月
■ 目的 富士市及び近隣地区において、放置荒廃の進む真っ暗な森の整備、幼い頃遊んだ小川や遊歩道の整備、植樹などで里山の自然を保全することにより、自然教育の場、快適な環境づくり、心豊かな住みよい社会づくり、魅力ある町づくりに寄与することを目的とする。
■ 事業 特定非営利活動に係る事業
①里山整備事業
②環境教育啓発事業
③情報提供及び広報誌発行事業
④調査・研究・関係団体との交流事業
⑤その他目的を達成するために必要な事業
■ 活動地域 明見神社周辺里山(富士市岩淵)
■ 私たちの思い
白馬の杜を育てる宣言
私達が幼い頃遊んだ“明見さん”の周辺には、思い出がいっぱい詰まっています。春になれば、淡い新緑の山々に、桜並木が見事に咲き誇り、田には、レンゲの花があふれ、チョウや蜂がたくさん舞っていました。吉津川のせせらぎには、小魚や蟹を追う子供の姿がありました。
明見神社のお祭りも大変にぎやかなものでした。たくさんの出店が並び、笛や太鼓が鳴り響き、馬場では草競馬が行われたと聞いています。
私達は、記憶の中にしまっておいた頃の“心ときめく思い”が消えてしまわないうちに、明見神社とその周辺を自分達の手で里山として蘇らせようと、ここに集いました。
里山としての森づくりは、とても息の長い取り組みになると思います。百年はかかる事業と思われます。
私達の始める事業が、子々孫々まで継続されていくよう、若いお父さん、お母さんや子供達までが、無理なく楽しく参加できる事業にして行きたいと思います。
人間が森に寄り添って生きていくことの大切さを、ここに自覚し、私達の出発の原点とするものです。
平成13年12月4日 明見神社鎮守の森を育てる会
2015年02月14日
鎮守の森づくり
平成27年2月14日、NPO法人鎮守の森を育てる会平成26年度第8回里山管理作業に参加しました。今回の作業は、しいたけほだ木の伐倒、ひらたけ仮伏せ、消し炭の作成、花壇の整備などでした。私の愛用するハスクバーナのチェンソーは、切れ味抜群でした。今秋に予定している秋の県民森づくり大作戦・収穫感謝祭にはおいしいキノコ汁ができそうです。今から楽しみです。
鎮守の森に続く里山は、梅がほころび始め、河津ザクラの蕾が膨らんできました。春はもうすぐそこまで来ています。
鎮守の森に続く里山は、梅がほころび始め、河津ザクラの蕾が膨らんできました。春はもうすぐそこまで来ています。
2015年02月13日
富士市緑の基本計画策定市民懇話会に出席
平成27年2月12日、富士市都市計画課が主催する富士市緑の基本計画策定市民懇話会に出席しました。この懇話会の委員には、学識経験者、緑化推進団体・各種関係団体の代表者、市民代表者など13名で構成されています。私は市民代表者の一人として参加しています。懇話会の目的は、平成28年度から37年度までの向こう10年間の富士市の緑地の保全や緑化の推進に関する計画について、富士市に提言するものです。
この懇話会の第1回目は、昨年の11月に開催されました。今回は第2回目で、現行緑の基本計画の検証結果、緑地の保全及び緑化推進の課題、改定計画の基本的考え方などが協議されました。
富士山のふもとに暮らす市民として、富士山に似合う「花と緑が織りなす憩いのまち」が実現できますように、樹木医の視点で提言して参ります。
この懇話会の第1回目は、昨年の11月に開催されました。今回は第2回目で、現行緑の基本計画の検証結果、緑地の保全及び緑化推進の課題、改定計画の基本的考え方などが協議されました。
富士山のふもとに暮らす市民として、富士山に似合う「花と緑が織りなす憩いのまち」が実現できますように、樹木医の視点で提言して参ります。
2015年02月04日
富士市緑化指導員研修会講師
平成27年1月28日、前年度に引き続き、今年度の富士市緑化指導員研修会の講師を務めました。タイトルは、「樹木の管理と剪定 ~人と樹木の共生のために~」でした。
約30名の指導員に対し、座学と実地研修を行いました。座学の内容は、①樹木の特性 ②剪定の基本 ③剪定の時期 ④剪定の順序 ⑤枝・幹の切断位置 ⑥剪定こぶの切除 ⑦切断後の処置 ⑧幹折れ・枝折れの危険 ⑨黒ボク土・有機質資材の施用 であり、実地研修は、公園のサザンカの不適切な切除枝の処置を行いました。
ベテランの指導員の方々ですので、釈迦に説法だったようで、実地研修ではサザンカの枝がきれいに処置でき、大変うれしく思っております。
今は切除痕を黒の防草シートで覆っておりますが、初夏の頃には均一なカルスが盛り上がることでしょう。楽しみにしております。
約30名の指導員に対し、座学と実地研修を行いました。座学の内容は、①樹木の特性 ②剪定の基本 ③剪定の時期 ④剪定の順序 ⑤枝・幹の切断位置 ⑥剪定こぶの切除 ⑦切断後の処置 ⑧幹折れ・枝折れの危険 ⑨黒ボク土・有機質資材の施用 であり、実地研修は、公園のサザンカの不適切な切除枝の処置を行いました。
ベテランの指導員の方々ですので、釈迦に説法だったようで、実地研修ではサザンカの枝がきれいに処置でき、大変うれしく思っております。
今は切除痕を黒の防草シートで覆っておりますが、初夏の頃には均一なカルスが盛り上がることでしょう。楽しみにしております。
2015年01月08日
業務内容
当社では、木の健康と景観を守る専門家集団として、一本一本の木と対話しながら以下の業務を行っています。
■樹木病虫害の治療・樹勢回復
樹勢が衰えると、病気や害虫に侵されやすくなります。病虫害の診断・治療とともに、樹勢衰退の原因を突き止め対処します。農薬は最小限にとどめ、木が本来もっている抵抗力を高める処置を行います。
■木の整枝・剪定
風にそよぐ自然樹形を基本とした木の美しい景観と健康に配慮した整枝・剪定を行います。主に枝や根の切除痕から腐朽菌が侵入して根株や幹心を腐らせますので、枝や根は適切な位置で切り、殺菌癒合促進剤を塗布して木材腐朽病を予防します。適正な剪定によって、病虫害に罹りにくくなり、花や実を多くつけ、後々の管理も比較的容易になります。
■土壌診断・土壌改良
木は土壌中に根を伸ばし、樹体を支え水や養分を吸収します。一般の土壌では、養分やPH等の化学性よりも、通気性や透水性、保水性等の物理性に問題があるケースが多く見受けられます。ただし、火山灰である黒ボク土は、一般に化学性に問題があることが多いようです。
また、ほとんどの木は菌根菌と共生していて、木単独では吸収できない養分や水を菌根菌経由で吸収しています。樹種によって土壌改良の仕方が変わりますが、菌根菌の活性化は木の健康にとって極めて重要です。
■木の植栽・移植
木は一度植えられたら自ら動くことはできません。そのため、植栽時に日照や土壌条件等の環境を整備しておく必要があり、後々の成長に大きく影響します。また、貴重木等の移植は、事前に慎重な根回し・殺菌剤塗布を行い、移植後の活着と健康を促します。
■公園・庭園の管理
一本一本の木の健康と景観に配慮した、安全で人が癒される公園・庭園の管理を行います。
■街路樹の危険度診断と対応
過酷な環境条件下で生育する街路樹は木材腐朽病に罹りやすく、倒木の危険が潜んでいます。倒木や枯れ枝の落下は重大な傷害や損害を引き起こしかねません。必要に応じ精密機器を使用して診断します。
■海岸松林等の保全管理
海岸線に多く生育する日本の松は、古来より白砂青松として日本人の心象風景を形づくってきました。その松が、今、マツ材線虫病の脅威に晒されています。この美しい松林を資産として後世に残すために、病虫害の予防や防除を行い、保全管理します。
■公園・庭園設計や街路樹植栽計画時のコンサル業務
木には種類ごとに特性があり、適する環境も異なります。設計や計画時に樹種の選定や環境条件を整備することが、木の健康的な生育に不可欠です。これらのコンサル業務を行います。
■苗木の生産受託
後継樹や地域性品種等の苗木の生産を受託します。
■里地・里山の整備
日本のふるさとの原風景は里地・里山にあります。そこには豊かで美しい自然があります。ところが、この風景がほとんど失われています。里地・里山は人の手が入らなければどんどん荒廃してしまうので整備が必要です。
■樹木の診断とアドバイス
庭園や公園の樹木が病気や害虫に侵された時や、どこか木の様子がおかしい時は当社にご相談ください。早めのご相談によって、樹木の診断、治療、アドバイスなど、素早く対処させていただきます。
■年間契約
庭園や公園の一年を通じた管理も承っております。樹木の剪定時期は、樹種によって最適期が異なります。年間契約であれば、樹木の最適期に対処しますので、樹木にやさしい管理ができます。
■樹木病虫害の治療・樹勢回復
樹勢が衰えると、病気や害虫に侵されやすくなります。病虫害の診断・治療とともに、樹勢衰退の原因を突き止め対処します。農薬は最小限にとどめ、木が本来もっている抵抗力を高める処置を行います。
■木の整枝・剪定
風にそよぐ自然樹形を基本とした木の美しい景観と健康に配慮した整枝・剪定を行います。主に枝や根の切除痕から腐朽菌が侵入して根株や幹心を腐らせますので、枝や根は適切な位置で切り、殺菌癒合促進剤を塗布して木材腐朽病を予防します。適正な剪定によって、病虫害に罹りにくくなり、花や実を多くつけ、後々の管理も比較的容易になります。
■土壌診断・土壌改良
木は土壌中に根を伸ばし、樹体を支え水や養分を吸収します。一般の土壌では、養分やPH等の化学性よりも、通気性や透水性、保水性等の物理性に問題があるケースが多く見受けられます。ただし、火山灰である黒ボク土は、一般に化学性に問題があることが多いようです。
また、ほとんどの木は菌根菌と共生していて、木単独では吸収できない養分や水を菌根菌経由で吸収しています。樹種によって土壌改良の仕方が変わりますが、菌根菌の活性化は木の健康にとって極めて重要です。
■木の植栽・移植
木は一度植えられたら自ら動くことはできません。そのため、植栽時に日照や土壌条件等の環境を整備しておく必要があり、後々の成長に大きく影響します。また、貴重木等の移植は、事前に慎重な根回し・殺菌剤塗布を行い、移植後の活着と健康を促します。
■公園・庭園の管理
一本一本の木の健康と景観に配慮した、安全で人が癒される公園・庭園の管理を行います。
■街路樹の危険度診断と対応
過酷な環境条件下で生育する街路樹は木材腐朽病に罹りやすく、倒木の危険が潜んでいます。倒木や枯れ枝の落下は重大な傷害や損害を引き起こしかねません。必要に応じ精密機器を使用して診断します。
■海岸松林等の保全管理
海岸線に多く生育する日本の松は、古来より白砂青松として日本人の心象風景を形づくってきました。その松が、今、マツ材線虫病の脅威に晒されています。この美しい松林を資産として後世に残すために、病虫害の予防や防除を行い、保全管理します。
■公園・庭園設計や街路樹植栽計画時のコンサル業務
木には種類ごとに特性があり、適する環境も異なります。設計や計画時に樹種の選定や環境条件を整備することが、木の健康的な生育に不可欠です。これらのコンサル業務を行います。
■苗木の生産受託
後継樹や地域性品種等の苗木の生産を受託します。
■里地・里山の整備
日本のふるさとの原風景は里地・里山にあります。そこには豊かで美しい自然があります。ところが、この風景がほとんど失われています。里地・里山は人の手が入らなければどんどん荒廃してしまうので整備が必要です。
業務のご依頼について
■樹木の診断とアドバイス
庭園や公園の樹木が病気や害虫に侵された時や、どこか木の様子がおかしい時は当社にご相談ください。早めのご相談によって、樹木の診断、治療、アドバイスなど、素早く対処させていただきます。
■年間契約
庭園や公園の一年を通じた管理も承っております。樹木の剪定時期は、樹種によって最適期が異なります。年間契約であれば、樹木の最適期に対処しますので、樹木にやさしい管理ができます。
Posted by 木守樹木医 at
14:43
│Comments(0)
2014年12月25日
コンセプト
人は古来より木と共に生活してきました。健康で景観の美しい木は人を癒し、人に元気を与えてくれます。あなたも森林の中でセラピー効果を感じたことはありませんか。
樹勢が衰えると、病気や害虫に侵されやすくなります。当社では「人と樹木の共生」をコンセプトに、樹木の病虫害の診断・治療や樹勢回復を行います。また、風にそよぐ美しい自然樹形と健康に配慮した整枝・剪定を行いますので、後々の管理が比較的容易になります。
樹勢の衰退には必ず原因がありますので、その主な原因を改善することが必要です。主な原因を改善しなければ、一時的に回復したように見えても、やがて衰退していきます。
当社では、数多くの樹勢回復実績がありますので、一度相談してみてください。初回の診断は無料です。
樹勢が衰えると、病気や害虫に侵されやすくなります。当社では「人と樹木の共生」をコンセプトに、樹木の病虫害の診断・治療や樹勢回復を行います。また、風にそよぐ美しい自然樹形と健康に配慮した整枝・剪定を行いますので、後々の管理が比較的容易になります。
樹勢の衰退には必ず原因がありますので、その主な原因を改善することが必要です。主な原因を改善しなければ、一時的に回復したように見えても、やがて衰退していきます。
当社では、数多くの樹勢回復実績がありますので、一度相談してみてください。初回の診断は無料です。
Posted by 木守樹木医 at
14:58
│Comments(0)