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2016年04月03日

ソメイヨシノの開花



 3月に剪定した富士市某公園のソメイヨシノが開花しました。



 

 



 剪定前は下枝が枯れたり、切られたりしていました。剪定によって光が当たりやすくなったので、数年後には枝が出てくると思います。





 頭上を見上げると、ヒヨドリが花の蜜を吸っていましたが、せっせと花を落としているのはスズメの仕業でした。  


Posted by 木守樹木医 at 19:48Comments(0)自然樹形剪定活動日誌

2016年03月25日

ソメイヨシノの剪定


 [剪定後のソメイヨシノ]

 先日、富士市の某公園の樹齢40年から50年のソメイヨシノの自然樹形剪定を行いました。

 サクラは、落葉期こそ管理の状態がよく分かるものです。

 花が咲いたり、葉が出たりすれば、枝ぶりがよく分からなくなります。


 [剪定後のソメイヨシノ]

 剪定前の樹木の状態にもよりますが、私はどこを切ったのかわからない剪定を理想としています。

 もうすぐ、花が咲きます。今年のお花見が楽しみです。

 樹木の自然樹形剪定のことなら、当社にお任せください。

 
  


Posted by 木守樹木医 at 16:38Comments(0)自然樹形剪定活動日誌

2016年03月25日

ケヤキの剪定

 

  [剪定前のケヤキの状態]

 先日、沼津市の某病院のケヤキを剪定しました。以前、幹を切った痕から腐朽病菌が入り、幹は枯れ下がっていました。

 このままでは、上部の枯れた幹が腐って落下の危険があるため、剪定することになったものです。

  
 


 


 [建物3階から写した剪定前の状態]

 建物に枝が接触するようになり、無造作に主幹を切断したようです。












 [剪定後のケヤキの状態]


 これで、なんとか幹折れの危険は回避できそうです。

 自然樹形には程遠いですが、病院の通路の安全性増進のためには寄与できたと思います。

 当社が処置した樹木には、6ヶ月後、12ヵ月後に再診断を行い、必要な処置を行っています。

 樹木の剪定病虫害治療は、ぜひ当社へお問い合わせください。

 

   


2016年02月04日

自然樹形とは

こんばんは。木守樹木医の大嶋です。久しぶりの投稿になりました。

11月から、ほとんど毎日、剪定と病害治療に明け暮れしました。

今日は、自然樹形とはどういうものか、についてお話します。

もちろん、私の定義している「自然樹形」についてです。

「自然樹形」というと、人の手の全く入らない自然のままの樹形と考えている方が多いのかも知れません。

私は、このような人の手の全く入らない自然のままの樹形の林を「原生林」と考えています。

自然樹形は、人の手が入って初めて自然樹形になるのであって、自然のままの樹木は、自然樹形になる過程にあるのであって、人の手が入らなければ、ほとんど永遠に自然樹形にはなりません。

そうです。人も自然の一部だからです。

人から見て、木は美しくなければなりません。美しい木が人を癒してくれます。

重なり枝は、やがて、どちらかの枝が枯れます。枯枝は、放置しておくと木材腐朽病の原因となることがあります。

良い剪定は、木を大きく見せてくれます。伸び伸びと天に向かって伸びた枝は、人に元気を与えてくれます。

どこを切ったか分からない剪定が理想と思っています。

ところが、いろいろな経過をたどってきた木もあり、また、お客様もいろいろな考え方をもっていらっしゃいます。

時には、大胆な手術をせざるを得ない場合があります。その場合とは、今までの人工的な樹形から自然樹形に作り変える場合です。

伸びる方向の悪い徒長枝や逆さ枝を残しておいても、いつになっても自然樹形にはならないからです。

2~3年先の樹形を思い描いていただけるとうれしく思います。


  


Posted by 木守樹木医 at 20:52Comments(0)自然樹形剪定

2015年11月21日

沼津御用邸の松


 こんばんは。木守樹木医の大嶋です。

 11月20日、沼津御用邸記念公園における日本樹木医会静岡県支部主催の研修会に参加しました。

 参加者は、樹木医13名、沼津市緑地公園課1名でした。


 研修の目的は、園内樹木の病虫害や管理上の問題点と対策を提案書としてまとめることでした。

 日本建築には松が良く似合うことを改めて感じました。

 


 海岸林には黒松が最も適しています。

 松を大切に守っていきたいものです。  


Posted by 木守樹木医 at 20:18Comments(0)活動日誌

2015年11月15日

鎮守の森だより


 (トイレの袖垣)

 こんにちは。木守樹木医の大嶋です。

 今日は、鎮守の森の里山収穫感謝祭を開催する予定でしたが、昨日の雨で、中止になりました。

 鎮守の森の様子を報告します。

 富士市明見神社の鎮守の森の里山に、トイレを設置しましたので、その袖垣として鉄砲垣をつけました。

 材料の竹は、鎮守の森に生えた真竹を利用しました。

 


  (トイレ側から見た袖垣)

 高さ2m、幅1.5mで、表と裏に丸竹を立て、針金で縛った後、シュロ縄で結んであります。 

 2本の杭を横に結束する3本の竹の中には、耐久性を増すため鉄棒を入れてあります。
 


 


 
 (建築中の展望台)

 富士山と富士市街を見渡せるよう、展望台を建築しています。

 今年度中には完成の予定です。

 里山の斜面には、皇帝ダリアが今、満開になりました。


 
 あいにく、雲に覆われて富士山は見えませんでしたが、帰途、自宅に近づいたら、美しい富士山が顔を出しました。


  


Posted by 木守樹木医 at 17:36Comments(0)鎮守の森づくり活動日誌

2015年11月09日

安倍川河口東岸の松並木


 (下枝を切られた松並木)
 こんばんは。木守樹木医の大嶋です。

 今日は、 安倍川河口東岸の松並木の調査に行ってきました。

 海岸林や河川敷の松は、ずっと昔から防災林として大切に守られてきました。歴史の知恵です。

 しかし、海から河口を通ってくる強風から家を守ってきた安倍川河口東岸の松並木は、今や、このように下枝を切られて、防風林としての役目をほとんど果たせなくなってしまいました。

 松葉や枝が屋根の樋に詰まると近隣住民から苦情を言われた国交省は、困って業者に枝を切らせたようです。

 下枝を切られた松は、もう、下枝を出すことはできません。


 数百メートル上流の松は、民家から離れているせいか、なんとか樹形を保っています。
 





 これらの松は、少し手を入れれば、富士山に似合う美しい景観と防風林としての恩恵が得られます。

 近隣住民は、早く、松並木の大切さに気づいてほしいと思います。
  


Posted by 木守樹木医 at 19:38Comments(0)活動日誌

2015年11月05日

赤富士



(富士川楽座から見た赤富士)

11月4日、16時過ぎ、富士川楽座から赤富士を見ました。

明日もきっと、良いことがありそうです。


  


Posted by 木守樹木医 at 21:51Comments(0)活動日誌

2015年10月29日

サクラの自然樹形剪定


 こんばんは。木守樹木医の大嶋です。

 今日は、沼津御用邸記念公園のソメイヨシノの自然樹形剪定のお話です。

 今年5月に皇族が来園されるに際して剪定しましたので、ここでは久しぶりの剪定になりました。
 

 剪定に併せて、てんぐ巣病の治療も行いました。

 沼津御用邸記念公園は、一般の公園とは趣が全く異なります。

 一度ゆっくり園内を散策することをお勧めします。

 自然樹形剪定に興味のある方は当社へご相談ください。

 株式会社 木守樹木医事務所
   樹木医 大 嶋 郁 人
   〒421-3302
   静岡県富士市中野台2-14-1
   Tel&Fax:0545-85-1545
   


2015年10月25日

第5回富士市緑の基本計画策定市民懇話会

 10月23日、第5回富士市緑の基本計画策定市民懇話会が開催され、出席しました。

 私の主張点は、いつも同じようなことです。

緑と水のネットワークづくり 
  山から海まで縦横に繋ぐ街路樹や水辺の緑を、緑の骨格として位置付け、再生すること。

緑の量重視から緑の質重視への転換 
  緑の質とは、美しい景観、植物の健康度、地域性、歴史・文化性などを指します。

計画実現上のポイント
  計画を実現するには、人・組織や財源がポイントであり、専門家の活用や基金の創設が重要であること。

 今回が実質的な最後の懇話会であり、つい、熱く語ってしまいましたが、行政の縦割りの壁を感じた懇話会でした。  


Posted by 木守樹木医 at 21:20Comments(0)活動日誌