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2015年10月24日

樹木安全サポート

 こんにちは。木守樹木医の大嶋です。

 今日は、樹木の安全サポートのお話です。

 公園や道路などの人や車の多いところでは、強風や病虫害による樹木の倒木や幹折れ、枝折れなどの被害が発生しないよう、安全性には十分な配慮が必要です。
 

 写真は、間に亀裂の入った双幹の亀裂防止のためのロープ結束の状況です。

 このロープは、ポリプロピレン製で軽く丈夫で、施工性に優れています。

 このロープ1本で4tの加重に耐えます。8t用もあります。

 樹林では、樹木どおしの結束で倒木を防いだり、単木では、幹折れや枝折れによる落下を防止できます。

 今までの樹木支持の方法は、支柱やワイヤーでしたが、これからは、このポリプロピレン製ロープに換わることは間違いありません。

 樹木安全サポートのことなら当社へご相談ください。

  株式会社 木守樹木医事務所
   樹木医 大 嶋 郁 人
   〒421-3302
   静岡県富士市中野台2-14-1
   Tel&Fax:0545-85-1545
  


Posted by 木守樹木医 at 10:24Comments(0)治療・施工事例

2015年10月21日

富士山こどもの国のススキ


 こんにちは。木守樹木医の大嶋です。

 先日、富士山こどもの国へ行ってきました。

 ススキが風になびき、秋を感じさせてくれます。

 富士山もきれいです。

 こんなところで樹木の自然樹形剪定がでたら幸せですね。

 自然樹形剪定のことなら当社へご相談ください。

  株式会社 木守樹木医事務所
   樹木医 大 嶋 郁 人
   〒421-3302
  静岡県富士市中野台2-14-1
  Tel&Fax:0545-85-1545
  


Posted by 木守樹木医 at 18:23Comments(0)自然樹形剪定

2015年10月19日

サクラてんぐ巣病


(サクラてんぐ巣病のソメイヨシノ)

 こんにちは。木守樹木医事務所の大嶋です。
 今日は、サクラてんぐ巣病の話です。
 てんぐ巣病は、サクラではソメイヨシノが罹りやすい病気です。
 病気をそのままにしておくと、枝は枯れ、やがて、木は衰弱していきます。

 病原菌は、子のう菌類のタフリナ菌で、胞子で感染します。風通しが悪く、湿度の高い場所で発病しやすくなります。
 そもそも、病気は、主因(病原菌)、誘因(環境)、素因(植物の本来もっている性質)の3要因が重なったときに発病します。
 したがって、どれか一つの要因を完全に取り除けば、理論的には絶対に病気に罹りません。
 しかし、野外では他から胞子が飛んでくるため、完全除去は無理というもの。それぞれの要因をできるだけ減らすことしか対策はありません。
 したがって、サクラてんぐ巣病の対策は、次のことを実行することになります。
 ①病気に罹っている枝を切除し、傷口に殺菌癒合促進剤を塗布する(主因のできるだけの除去)。 
 ②風通しを良くするための枝下ろし等適切な剪定と湿度の高い場所には植栽しないなど環境に配慮する(誘因の整備)。
 ③てんぐ巣病に罹りにくい品種を選ぶ(素因の選択)。
 サクラてんぐ巣病の治療は、これからの落葉期が適しています。

 樹木の病虫害でお困りの方は、当社へご相談ください。
 
 株式会社 木守樹木医事務所
  樹木医 大 嶋 郁 人
   〒421-3302
  静岡県富士市中野台2-14-1
  Tel&Fax:0545-85-1545
  


Posted by 木守樹木医 at 23:06Comments(0)病虫害治療

2015年10月08日

富士市はたご池から見る富士山


富士市はたご池公園から見る富士山
 
 富士市はたご池公園のサクラてんぐ巣病調査に行きました。

 ここからの富士山の眺めは、すばらしい。


湖面に映る紺碧の空

 湧水が湖を満たし、紺碧の空を映す。

 春には桜が湖面に舞い落ち、まるで天衣を敷いたようになる。

 そぼ降る雨の夜は、若い娘の機織る音が聞こえると言う。
 

 【岸のイロハモミジ

 秋にはモミジの紅葉が楽しめる。

 満月の夜には、鹿の呼び声が聞こえると言う。
  
  


Posted by 木守樹木医 at 20:08Comments(0)病虫害治療活動日誌

2015年09月23日

第4回富士市緑の基本計画策定市民懇話会に出席

 先日、富士市役所で開催された第4回富士市緑の基本計画策定市民懇話会に出席しました。

 この懇話会は、都市緑地法に基づき、緑地の保全や緑化の推進を総合的、計画的に実施するため、富士市がその将来像、目標、施策などを定める基本計画の策定に際し、住民の意見を反映するために行われているものです。

 現行の基本計画は、平成11年に策定され、平成27年度が最終年度になっています。平成28年度から向こう10年間の緑の基本計画策定のために、懇話会が平成26年度下期から平成27年度末まで6回にわたって開催され、緑地の保全や緑化の推進に関して富士市への提案がまとめられます。

 私は、①山から海岸までの縦横につなぐ道路や河川岸の緑の骨格を整備すること、②その間の山林や農地の緑、鎮守の森や公共公益施設の緑、海岸林の質の向上を図ること、が重要と考えています。

 そして、これらを実現するには、市民の協働による継続的な取り組みが必要です。そのためには特に、①人と組織、②資金の確保、が必須と思っています。

 詳しいことは、「富士市緑の基本計画」で検索できます。また、第1回から第3回までの議事録が閲覧できますのでご覧になってください。

 (追加)第4回議事録も閲覧できるようになりました。  


Posted by 木守樹木医 at 22:13Comments(0)活動日誌

2015年09月20日

富士川のアユ


 富士川のアユは、大物ばかりでなく、こんな小さなアユもいます。

 1時間で、17匹獲りました。15cm程度のアユが多かったです。

 このところの大水でエサを食っていないせいか、すごく痩せていて、アユ独特の香りもしません。

 良いコケが良いアユを育てます。

 今年のアユ獲りは、今日が最後となりそうです。

 
  


Posted by 木守樹木医 at 19:46Comments(0)活動日誌

2015年09月19日

樹木の葉

 (剪定後のツバキ)

 こんにちは。木守樹木医の大嶋です。久しぶりの投稿になります。

 これらの写真は、先日、富士市内の幼稚園を会場にして開催された剪定講座における、受講者による剪定後のものです。

 今回のテーマは、樹木の葉の量はどのように考えて剪定するか、です。

 自然の樹木の樹冠は、ほぼ全面、葉で覆われています。
 

 
 (剪定後のキンモクセイ)

 そもそも、樹木にとって、無駄な枝や葉は一切ありません。

 しかし、人と樹木の共生となると、人の都合も50%ぐらい考えなければなりません。

 すなわち、樹勢を維持しつつ、人にとって管理しやすい、景観の良い剪定をすることになります。

 管理しやすい剪定とは、病虫害にかかりにくい、徒長枝の出にくい剪定です。

 
  (剪定後のモッコク)

 そのためには、風通しを良くしながら、樹冠全体の葉に効率よく光を当てることです。

 樹木が水を吸収して葉先まで行き渡らせられるのは、水を葉から蒸散しているから、といわれています。

 実に、吸収した水の95%を蒸散によって空気中に出しています。だから、葉がなければ水を吸収できにくくなるのです。

 さらに、葉では、二酸化炭素を吸収し、光エネルギーを利用して炭水化物と酸素を合成しているのはご存知のとおりです。

 全ての動物は、植物のおかげで生きていけるのです。
 すなわち、樹木にとっても人にとっても、葉は「」なのです。

 それでは、葉の量は具体的にどうするか。自然樹形の葉の表面積、すなわち、長さ(木の太さや高さ等)の2乗に比例するように葉を残すことです。

 例えば、太さが2倍の樹木の葉の量は、4倍の葉の量になります。3倍の太さなら、葉の残す量は9倍となります。

 剪定するとき、これらのことを思い出していただければ、「」を大切にしていただけると思います。

  


Posted by 木守樹木医 at 11:04Comments(0)剪定講座活動日誌

2015年08月26日

シラカシの軽剪定


 朝夕少し涼しくなったので、シラカシの今年伸びた徒長枝を切りました。

 枝の先端は風にそよぐように、葉の濃淡はできるだけ均一になるよう心がけています。

 枝には、切るべき枝、残す枝、その中間の枝があります。

 中間の枝とは、やがて切ることになるかもしれないが、葉の濃淡を考えて、当面、残す枝です。

 剪定教室の講師をしていると、剪定の基本に忠実に従って、この中間の枝を全て切ってしまう人を多く見かけます。

 剪定は、神経質になり過ぎない、大らかな気持ちで木と接すると、自然樹形に近づいてくると思います。

   


Posted by 木守樹木医 at 07:58Comments(0)自然樹形剪定

2015年08月15日

マツ案内人がゆく



 平成27年8月14日、沼津御用邸記念公園における体験イベント(夏の遊び塾)のマツ案内人を務めました。

 小学生とその父母10名の参加がありました。

 今年5月の強風で倒れたマツの切株を調べたら、根回り4.6m、樹齢284年でした。

 沼津御用邸記念公園には、樹齢100年から400年ぐらいのマツがかなり見られ、総数7,000本が植栽されているといわれています。

 沼津千本松原の現存している最も古いマツは130年程ですから、沼津御用邸記念公園のマツがいかに大切に保存されてきたかがわかります。

 ところで、「木の切株で方角が分かるか」との問いに、ほとんどの父母の方々から、「木は南側の成長が早い、と学校で教わった」と言われました。

 実は、私もこのように学校で教わりました。全く根拠のないことを何十年も信じ込んできたのです。

 この日の体験イベントが終わって、参加者から、「楽しかった」とか、「参加して良かった」とか感謝され、とてもうれしく思いました。

 この体験イベントは、8/22・23にも開催されます。お申込みは、沼津御用邸記念公園(Tel 055-931-0005)までどうぞ。
   


Posted by 木守樹木医 at 10:23Comments(0)イベント・講演

2015年07月19日

夏の遊び塾 樹木医と学ぶ沼津御用邸の松


 夏休みの一日を、松の木陰で爽やかな風に吹かれながら、樹木医と御用邸の松について学んでみませんか。

 この体験ツアーの日程は、8/1・14・15・22・23 、時間は、9:30~11:30の予定です。

 内容は次のとおりです。

 ①マツの特性

 ②マツの高さ(樹高)と太さ(直径)を測ってみよう

 ③マツの年齢(樹齢)を推測してみよう

 ④マツの切り株で方角がわかるかな

 ⑤マツの幹を木づちでたたいてみよう

 ⑥マツと外生菌根菌との共生の様子を調べよう

 ⑦アイグロマツはどこにあるか探してみよう

 (付1)樹木の水吸収のしくみ

 (付2)樹木におけるピタゴラスの定理

 (付3)ガリバー旅行記と樹木の養分吸収量

 お申込みは、沼津御用邸記念公園(Tel:055-931-0005)まで。

   


Posted by 木守樹木医 at 18:41Comments(0)イベント・講演