TOPコンセプト業務内容治療・施行事例講演・出張教室のご案内剪定教室鎮守の森づくりお問い合わせ

スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2015年05月10日

四季折々の剪定講座


 講座が始まる前の様子 
 平成27年度富士市吉永まちづくりセンター成人講座の四季折々の剪定講座が本日開催されました。受講者は17名です。
 
 今回は今年度第1回目であり、座学を中心として行いました。講師は、秋山樹木医と私です。

 剪定道具
 使用頻度の高い道具は、剪定バサミ、ノコギリ、ノミです。ノコギリの入らないところはノミを使います。また、殺菌癒合促進剤は、直径1cm以上の枝の切除痕に塗布して木材腐朽病を防ぎます。

 刃物類は一回使うごとに手入れしますのでいつもピカピカです。  


Posted by 木守樹木医 at 20:08Comments(0)剪定講座

2015年04月29日

鎮守の森の春の森づくり


 
 果樹園での施肥風景

 NPO法人鎮守の森を育てる会主催による春の森づくり県民大作戦に参加しました。50名の参加があり、昨年植栽したカキ、クリ、プラムなどに有機質肥料を施用しました。実のなるのが楽しみです。

 鎮守の森で見つけたキンラン

 鎮守の森でキンランを見つけました。絶滅危惧種だそうです。キンランは、樹木の外生菌根菌と共生しています。外生菌根菌も樹木と共生関係にあり、樹木なしでは生きていけないのです。結局、キンランは、樹木なしでは生きていけなく、移植はほとんど不可能です。
 

 竹細工、巣箱づくり

 参加者は、公園を借りて竹の器、竹箸、巣箱づくりを楽しみました。自作の器や箸でいただいたトン汁がおいしかったです。
  


Posted by 木守樹木医 at 16:21Comments(0)鎮守の森づくり

2015年04月17日

ツツジが咲きました


 昨年秋に剪定したツツジ 

 ツツジの花が咲き終わり、次年の花芽が夏の頃形成されます。このため、花芽を切り落とさないように、ツツジの夏以降の刈り込みはしない方が良いとされています。
 
 樹木の剪定は、低木のツツジであっても自然樹形を基本とします。

 すると、枝先を風にそよぐように残しますので、花芽も残ることになります。

 秋に剪定しても、花の数は減りますが花は咲かせます。  


Posted by 木守樹木医 at 20:40Comments(0)治療・施工事例

2015年04月17日

天城コメツツジ(2)


 挿し木増殖の天城コメツツジ

 春に挿し木し、次の年の春に針金掛けをしています。挿し木時の発根促進剤は、オーキシン系が良いです。

 天城コメツツジは、半日陰で育ちます。

 


 挿し木三年後の天城コメツツジ
 
 細かい葉に、淡いピンクの小さい花が、見る者の心を癒してくれます。





 挿し木二年後の天城コメツツジ

 こちらは、花の色が少し濃い目で、薄紫という感じです。



 

 挿し木二年後の天城コメツツジ


 白花が一輪咲きました。清楚でよいものです。
  


Posted by 木守樹木医 at 10:47Comments(0)活動日誌

2015年04月09日

天城コメツツジ


 天城コメツツジが咲きました。挿し木してから2年目です。

 培養する土壌は何が良いか、いろいろ試してみました。鹿沼土や赤玉土、鹿沼土と赤玉土の混合、鹿沼土にミズゴケの混合。その結果、根の太さと量からみて赤玉土単独が一番良いようです。


 天城コメツツジの花の色には、淡いピンク薄紫などがあります。淡いピンク色が一般的です。







 天城コメツツジは、昔は伊豆の山々に多く見られましたが、今ではほとんど見られなくなりました。保存すべき貴重なツツジになりました。
  


Posted by 木守樹木医 at 08:33Comments(0)活動日誌

2015年04月07日

ケヤキの芽吹き


 東名富士川サービスエリアのケヤキの芽吹き
 通常、樹木は、樹冠全体が一斉に芽吹くものですが、ケヤキの芽吹きは、一斉ではありません。最初に芽吹いた時からかなり日数が経っても芽吹かない枝があり、枯れ枝かな、と思わせておいて、やっと、芽吹く枝があります。

 樹木は、根で水を吸い上げ、数年分の導管を通って樹木全体に水を送り、葉の気孔から蒸散します。しかし、ケヤキは、ほとんどその年に形成した導管しか水を通さないといわれています。そのため、導管形成の早い枝、遅い枝によって、枝の芽吹きにも差が出るというわけです。
  


Posted by 木守樹木医 at 20:54Comments(0)活動日誌

2015年04月07日

富士市 はたご池公園の桜満開



 
 平成27年4月6日のはたご池公園のソメイヨシノ、満開です。




 



 湖面に映る桜もとてもきれいです。  


Posted by 木守樹木医 at 20:25Comments(0)活動日誌

2015年04月03日

桜の絨毯


 富士市広見公園の園路に舞い降りた桜の絨毯

 桜の絨毯を歩くことはできず、遠くからそっと写しました。




 


 雨の富士市広見公園
  


Posted by 木守樹木医 at 17:21Comments(0)活動日誌

2015年03月30日

さくら


 富士市北松野妙松寺のさくら

 樹齢250年といわれるサクラです。元の幹は腐朽し、不定根が地面に届くと、それが幹になり枝を広げて一本の独立した木のようになります。
この木は、何本かの不定根が地面に届き、それらが寄り集まって大きな太い樹になっているようです。世代が代わっているのです。
 元の木、すなわち親は、自分の身を腐朽させて子の栄養のために与えているようです。子孫を残す方法は、実だけではないのです。


 富士市北松野 はたご池のヤマザクラ

 ここから見える富士山は、絶景です。



 


富士市広見公園のソメイヨシノ

 花の咲く前は、日当たりが良いの悪いの、病虫害がどうのこうの、土が良いの悪いの、いろいろ心配しても、咲いてみればきれいです。





 富士市広見公園のソメイヨシノ

 広場の周りのソメイヨシノは、木が若いので花にも勢いがあります。
  


Posted by 木守樹木医 at 18:50Comments(0)活動日誌

2015年03月29日

山間の花



 山間に咲くヤマザクラです。












 サクラの咲く頃、ほのかな香りを漂わせながら、山間のコブシが咲き出しました。昨年の大洪水で根元が土砂に埋まりながらもきれいな花を咲かせてくれました。昨年、花が終わった後に枝を整えています。  


Posted by 木守樹木医 at 22:49Comments(0)活動日誌